今日はまず、５つの質問から。
該当するかどうか、チェックしてみましょう。
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□ わかっちゃいるけど行動に移せない
□ 先送りグセがある
□ 何でもギリギリにならないとやらない
□ 何から始めればいいか分からず固まる
□ やるべきこと、話すべきこと言葉が
　 パッと思いつかない
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上記、１つでも当てはまる人は、これまで
学校や仕事などで少なからず失敗を重ねて
きたのではないでしょうか？

実はこれ、すぐ行動できない人に多い症状です。

テストや締切りまじかの仕事があっても、
すぐに取り掛かることができなかったり、
床に物が散乱していても、すぐ片付けが
できないなど、即行動に移せないパターン。

そんなことを言っている私も、昔はすぐ行動が
できなかった人間です。締切りギリギリに行動し
何とか対処してきましたが、とうとうそれでは
通用しなくなった30代。自分が変わらざるを
得なくなり、何とか克服をしてきました。

この経験や脳科学の視点からお伝えしたいのは、
『すぐ行動できない理由は「脳」の準備不足』
であるということです。

それともう一つ。
自分は「行動力がなく、すぐ動けない」と
思っている人でも、いつもすぐ動けないわけ
ではありません。ある場面では「すぐ動ける」
一面も持っているはずなのです。

これまで、１万人以上の脳をMRI画像で診断して
きましたが、すぐ行動できる人とできない人の
違いはズバリ「脳の準備不足」です。

例えば、上司から口頭で指示されたことを
すぐ実行できず、思考停止してしまうのは、
脳に「聞く・理解する・動く」の行動回路が
準備されておらず、動けずに固まっているのです。

聞く力が弱い人だと、言われたことを聞き漏らして
しまうので「何をやるんだっけ？」となりがちです。
また話は聞けたけれども、その内容を理解や咀嚼が
できず何をどうすれば良いのか分からない場合も
行動は起こせません。

こういった、準備不足の脳番地があると、
すぐに行動ができず、脳のパフォーマンスは低下ます。
すると、使えるはずの脳番地も影響を受け使いずらく
なり、ますます行動がしずらくなります。

これを防ぐには、あなたの脳で準備ができている
ことから始め、脳を動かすこと。
すなわち「すぐできること」から始めるということです。

すぐ行動できないのは、脳の準備不足と
説明しましたが、脳番地全てが準備不足なのではなく、
準備が整っている脳番地はすぐ使えるのです。

すぐ動けるようになるには、何よりも
「できること」に目を向けることです。

例えば10やることの内、8個はできることで、
できないことが2個だけあったとしましょう。

できることが8個あるのなら、すぐ行動ができる
8個のどれかから取りかかること。できない2個に
だけ意識が向いていると、そこで動きが止まり
一行に行動に繋がらず、時間だけが経過します。

これは難しく考えないでください。
例えば１日の仕事始めに「デスクの拭き掃除」から
始めることは非常に脳にとって良いことです。
体と脳は繋がっているので、体を動かした分、
脳も刺激されます。

すぐ行動できるということは、準備が整っている
脳です。この脳番地をまずは刺激し、行動力を
上げていきましょう！