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第248号 45歳から頭が良くなる 脳の強化書

■ 困った症状、それは脳の老化? ■

40歳を過ぎ、
「最近、もの忘れが多くなった」
「人の名前が出てこない」
「全くアイデアが浮かばない」
「集中できない」
こんな実感が増える方も多いのでは
ないでしょうか?

「もう歳だから仕方ない…」と考えがちですが
それは間違いです!

もちろん、記憶力や創造力などの
いくつかの低下は、脳の老化のサインです。

しかし脳の機能低下は、老化だけが原因では
ありません。

45歳という年齢は、ベテラン社会人、
熟練主婦(夫)の域で、深く考えなくても、
仕事や家事をそつなくこなせる状態になります。

しかしここに「脳の自動化」という、隠れた
もう一つの問題が潜んでいるのです。

■ 記憶力低下の自覚症状は要注意! ■

歳を重ね、多くの方が最も心配するのは
記憶力の低下」です。

「最近、記憶力が落ちてきた…」と
自覚がある方、要注意です!

この、記憶力低下の自覚は、医学的に言うと、
一つの症状で、驚くべきことに、記憶力低下を
自覚したグループと、全く自覚のないグループを
比べると、自覚したグループの方が、認知症の
リスクが高いことが分かっています。

記憶力低下の自覚症状は、だいたい45歳
ぐらいから起こります。放置すると、
脳の認知機能がどんどん落ち、ある一定のレベル
まで落ちると、認知症と診断されます。

その為、今の国際的な見地からも、できるだけ
脳を長く成長させ続け、高い認知機能を
維持することが老化を抑えるために、
重要とされています。

■ 「〇〇したい」の欲求が脳には必要 ■

様々な経験を重ね、40歳を過ぎたころには、
これまで積み上げてきた、経験や知識を使い、
ほとんどのことが「慣れた方法」で、
対応できてしまいます。

この慣れは「脳の自動化」であり、勝手に働いて
くれますが、脳に新しい刺激を与えることは
できません。

脳の欲求の発生と育成に一番大事なことは、
新しい刺激、すなわち「新しい経験」です。

40歳を過ぎ、これと言って困ったことが
起きた訳でもないのに、なんとなくやる気が
起きなかったり、ぼーっとすることが増えたり、
忘れっぽくなるケースがありますが、
新しい経験からの刺激が足りなくても、
このような状態が起こります。

40代、50代を過ぎてもなお
人生まだまだこれから」と自分に言い聞かせ、
いくつになっても常に新しい経験をする。
その姿勢がみずからを若返らせ、更には
脳をイキイキとさせます。

こういったことが、将来の認知症の予防にも
繋がりますので、是非今日からでも新しい経験を
取り入れましょう。

新たな経験とは、新しい夢に向かって突き進む
といった大きなことでなくても構いません。
日常的な小さなことでも良いのです。

いつもと違うスーパーで買い物をする、早寝早起の
生活を取り入れる、習い事を始めるなど、身近な
ところから、新しい経験を増やしましょう。

新しい経験があなたの脳をイキキイさせてくれます。

 
 
 
 
 
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