脳グッズ・
書籍・講演

  1. HOME
  2. 脳グッズ・書籍・講演
  3. 脳スクールタイムズ一覧
  4. 第233号 脳の“潜在能力細胞”を活性化させよう 脳に定年はない!第233号 脳の“潜在能力細胞”を活性化...

第233号 脳の“潜在能力細胞”を活性化させよう 脳に定年はない!

■ 脳の衰えは〇〇と関係している!? ■

50歳を超えてくると、脳の老化を
不安に思い始める人が増えてきます。

「歳をとるから脳が衰える」と
私たちは考えがちですが、
脳は年齢の問題だけでなく、
毎日の生活環境が大きく関係しています。

特に、仕事を持つ現役世代は、
定年退職をきっかけに、急激に
脳の衰えが始まる事実に
目をつぶることはできません。

仕事一筋だった人が定年後、
家で暇を持て余し、早々にボケて
しまったということも実際にあります。

また今、若い人たちの中でも
これに似た状況に遭遇している人も
います。新型コロナの影響で急激に増えた、
在宅ワーク。実は、職種によっては、
仕事量が減り、やることがないけど、
家から出られず、暇を持て余すケースが
あります。これはある意味、定年退職前の
予行練習の状態です。家で何もせず
ボーっとばかりしていると、若い人たち
でも脳の衰えが始まります。

■ 脳は使い方次第!衰える脳、成長する脳 ■

人間の平均寿命が年々延びている今、
脳の健康寿命も一緒に延ばしたいものです。

しかし、長年仕事第一主義で
生きてきた方が、仕事のない生活に入ると、
ルーティーン業務ややるべき課題が
なくなり、脳を動かしていた業務が
ぽっかりと抜け落ち、その為に活発に
脳を使うことが減ってしまいます。

また会社勤めの方は、これまで会社で
誰かと一緒に働く機会が多かったと
思います。社内やお客様との会話は
もちろん、人が同じ空間にいたことで
脳は刺激を受けていたのです。

家に一人きり、何もすることがない。
このような環境は、脳の老化を加速させ、
認知症を引き起こす原因にも繋がります。

しかし、安心して下さい!
冒頭でもお伝えしましたがが、
歳をとるから脳が衰えるのではなく、
毎日の生活環境が大きく関係しています。

ですから、今の生活環境を見直し、
変化を加えれば脳の老化は防ぐことが
できるのです。

■ 誰の脳にも眠る「潜在能力細胞」を活性化させよ! ■

脳には1000億個以上の神経細胞が
あると言われています。

歳をとるごとに、脳の神経細胞が
減少するのは事実ですが、だからと言って
衰えるわけではありません。

実は、脳には使われずに眠ったままの
神経細胞が膨大に存在しています。
それらの細胞を
潜在能力細胞」と呼んでいます。

潜在能力細胞はあまりにも膨大にあり、
私たちが100年生きたとしても、全てを
使い切れないほどの量です。

ここで皆さん、この事実をどう解釈したら
良いでしょう?
---------------------------------
潜在能力細胞は

 一生かかっても

   使いきることができない
---------------------------------

つまり、歳をとっても潜在能力細胞は
膨大にあるので、活性化させれば、
何歳からでも新しい脳の働きが得られる
ということです。

現に、80歳、90歳を超えた
超高齢者の方々も潜在能力細胞を活性化させ、
脳を成長させています。
その痕跡はMRI画像から見て取ることが
できるのです。

では、どうやって潜在能力細胞を活性化
させるか。ポイントをお教えします。

それは「新しいことを始める」です。

定年後であれば仕事に縛られず、
自由に使える時間が増えます。
この時間を是非新しいことにチャレンジする
時間に当てて下さい。

40代はホップ、50代はステップ
60代からは、ジャンプ

新しい趣味を始めるのもいいでしょう。
また新しい仕事を始めることも、これまでの
環境と違って、新しい刺激があることでしょう。
家の手伝いをする、DIYで何かを作るなど、
新しいことは世の中にあふれています。

在宅ワーク中の方は、家での仕事環境を
整えたり仕事に必要な書籍を読んだり、
また希望の部署に異動する為の必要な能力を
つける時間に是非使って下さい。

脳に定年はありません!
そして、脳はいくつになっても成長します!

あなたの脳に眠った潜在能力細胞を呼び起こし、
脳が成長する人生を歩んでいきましょう。

 

======================================
50歳を超えても脳が若返る生き方  『50歳を超えても脳が若返る生き方 (講談社+α新書)』
   では、脳を健康に保つ秘訣の他、何歳からでも
   脳を若返らせる生き方の秘訣をご紹介しています。
   これまで加藤医師が脳画像診断を行った
   著名人の脳についての解説もご紹介しています。

   ※詳細・購入 >> こちら(Amazonへのリンク)



======================================