第207号　思考系脳番地は、脳の司令塔！

■■■ 同調するのは脳のせい！？ ■■■

いよいよ始まりました２０２０年。
今年は東京オリンピックが開催される年でもあり、
日本にとって大きな波が訪れる時でもあります。

昨年「ONE TEAM」の流行語を世に印象づけてくれた
ラグビーワールドカップも、初めての日本開催で、
これまでにない盛り上がりを見せてくれました。
“にわかラグビーファン”と言われながらも、
手に汗握る感動を体験した方も多かったことでしょう。

脳とは不思議なもので、世の中の波に同調する性質を
持っています。

これは普段、私たちの生活の中でも、実は常に
起こっています。

例えば、なんとなくやる気が起きない時でも、
好きな人に声をかけられたり、褒められたりすると
やる気が出てくるということがあります。

逆に、調子がいい時でも、人に怒られたり、
不機嫌な人が近くにいると、テンションが下がる
ことがあります。

これはまさに、脳が同調した結果です。

同調するにしても、できればいいものに同調し、
ネガティブな同調は避けたいもの。

その為に、鍛えておきたいのが、

脳の司令塔と呼ばれる『思考系脳番地』です！

■■■ あなたを導く、脳の司令塔 ■■■

思考系脳番地が優れている人というのは、ずばり
「意志が強く、目標を設定し達成する力」があります。

これは、自分が望むことに対し、努力できる脳を
持っているということです。

トップアスリートの脳というのは、パフォーマンスに
必要な運動系や視覚系脳番地が発達している事に加えて、
どんな状況でも、目標に向かって自分を動かし、
努力を続けることができる、思考系脳番地が
発達しています。

冒頭で、脳は同調すると説明しましたが、
思考系脳番地が優れていると、自分が望むものに
対し強い意志で努力できる為、望まないものには
同調しないという選択ができます。

また、モチベーションを上げることが大事と
良く言いますが、これも思考系脳番地と関係が
あります。

自分自信をやる気にし、行動を起こす力は、
まさに脳の司令塔である思考系脳番地が活発に
働いている証拠です。

思考系脳番地を鍛えてあげれば、明確な目標を
設定でき、自分で自分を良い方向へ導くことが
できるようになるのです。

■■■ 思考系脳番地を鍛える、脳番地トレーニング ■■■

脳は使えば使ったところが伸びていきます。
今できなくても、使う回数を増やすことで
伸ばすことができます。

早速今日から脳番地トレーニングを始めましょう！

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【１】目標をたてる

目標を持つことは、自分の行きたい方向が
どこなのかを決めることに繋がります。
迷った時でも、行先が決まっていれば、
修正して向かうことができます。

目標にもいろいろと種類があります。
これまであまり目標を立ててこなかった人や
苦手な人は、今日の目標から始めてみましょう。

将来なりたい夢がある方は、その夢に向かって
今年の達成目標をたてましょう。

【２】片足立ちをしながら今日一番のニュースを振返る

片足立ちは意識しないとしない動作です。
この意識して行うことは、自分に命令をする
ことになり、思考系脳番地を使います。

また、今日自分に起こった一番印象的なニュースを
振返ると、記憶系脳番地も同時に鍛えられます。

【３】夜１０時に寝る生活をする

十分な睡眠をとることは、脳にとってとても大事です。
そもそも、寝不足の脳では思考系脳番地もそれ以外の
脳もいい状態で働かせることができません。

それに加え「夜１０時に寝る」と決めて生活すると、
やるべきことをそれまでに終わらせるよう
動く必要があります。

何となく夜をダラダラ過ごす、ゲームにのめり込む
など、頭の切替えができないのは、思考系脳番地が
働いていない証拠です。

時間を決めることで、自分に命令をかける
脳を鍛えることができるのです。

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新しい年に変わり、この新鮮な社会の雰囲気に同調し、
新たなスタートを切っていい波に乗りましょう！