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第195号 手で脳を動かし“認知症”を予防しよう!

mailmagazine195

■■■ 認知症予防には〇を動かす!? ■■■

80歳を越えても元気な方というのは、
自分の足で歩いて外出したり、ご飯の用意や
日常生活など身の周りのことを自分でやれる方が
比較的多いものです。
 
私たちは歳をとるにつれて、体力の衰えを感じたり、
物忘れが気になりだすと『認知症じゃないかしら?』
という心配が増えます。
 
認知症にならない為にはどうしたらいいの?
そんな疑問も増えることでしょう。
 
先ほど申し上げた元気な方々は一体何をしてきたのでしょう?
普段の生活の中にどんなヒミツが隠されているのでしょう。
 
「手をよく動かす人はボケにくい」ということを
聞いた事はありませんか?
 
認知症を寄せ付けない秘訣、その一つが
」を使うことです。

■■■ 脳のヘアバンドをイキイキさせる! ■■■

「手」を使うと、脳の中では運動系脳番地が刺激されます。
手や足、体を動かす事と関係する運動系脳番地は、
両耳と頭頂部を結ぶ位置にありヘアバンドのような形をしています。
 
つむじの近くの頭頂部には「」を動かす領域が、
その両側3センチの位置には「」の領域があります。
このヘアバンド型をした運動系脳番地は、
老化物質が貯まりにくい特徴があり、更に他の脳番地
とのつながりがとりわけ強い番地でもあります。
その為、手足、体を動かせば他の脳番地にも刺激が
与えらる為、認知症予防の鍵をにぎる重要な脳番地と言えます。
 
また歳をとると、字や物が見えにくくなってきます。
こういった「〇〇しにくい」という不自由を伴う老化は
見ない」という行動に発展していきます。
そうすると、脳の視覚系脳番地への刺激が減り、脳も衰え
始めてくるのです。
 
脳の衰えをくいとめる為にも、「手」を動かすことが
重要になってきます。
なぜなら、手で物をとる、触るといった時に、
必ずその物を見ます。手を使うことすなわち、
見る刺激も同時に増やすことができるのです。

■■■ 目と手を動かす“家事で脳トレ” ■■■

目と手を動かす為にお勧めしたいのが“家事”です。
料理や掃除・洗濯などの家事には様々な目と手を
連動させる動きがあり、とても良い
脳番地トレーニングになります!
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☆ 家事で脳トレ ☆
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◆ 包丁で野菜を切る
どんなにベテランの主婦でも包丁を使う時には
誤って手を切らないよう目が離せないものです。
また、大根やじゃがいもなどの皮をむく、
面取りをする時には更に集中して食材を見ることが
必要です。
 
◆ 雑巾がけ
汚れをふき取る為の雑巾がけ。
床や机、窓ガラスなど目で汚れをよく見て雑巾で
ふく動作は、目と手の連動は欠かせません。
 
◆アイロンがけ
Yシャツやスカートなど、シワを伸ばす為に
欠かせないアイロンがけ。特にYシャツの襟や
袖口など末端の細かな部分はしっかりと目でみて
手でおさえ、アイロンを細かく動かす動作が欠かせません。
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毎日の家事は脳には良い刺激を与えてくれます。
めんどくさいと思って家事をしていた方は是非この効果を
見直してみて下さい。
 
また、奥様ばかりに家事を任せていた男性の方は
これを機に是非家事で脳トレをすることをお勧めします。
 

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