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第175号 「耳が聴こえにくい」は脳トレで治る!

mailmagazine175

■■■ 「聴こえにくい」と気になる方必見 ■■■

あなたにも、こんな悩みはありませんか?
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・耳が聴こえにくくなった

・相手の話していることがよく聴き取れず、イライラする

・耳鳴りがする

・話しかけられているのにうわの空のことが多い
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こうした悩みは高齢者に多く、一般的に
『老人性難聴』と呼ばれるものですが、
これまでその原因は「内耳」の中の音を感じる細胞が
加齢とともに衰えるからだとされてきました。

しかし、最近の研究で、内耳では音をきちんと拾えて
いても「聴こえない」という症状があるということが
分かってきました。

これは一体どういうことなのでしょうか?

■■■ あなたの「聴こえにくい」は何が原因? ■■■

私たちが音を知覚するのは、もちろん「耳」です。
その為、「聴く」ということは、耳だけで行われていると
思われがちですが、そうではありません。

耳の構造は大きく3つに分かれており、
外側から「外耳・中耳・内耳」と呼ばれています。

音は最初、耳で振動として捉えられ、その振動が
外耳・中耳を通り、内耳に到達すると、
電気信号へと変わります。
変換された電気信号は、耳から脳へ送られます。

つまり「聴く」ということは、耳だけでなく、
脳で聴けているかどうか、すなわち、脳の中の
聴覚系脳番地」の働きが大きく関わっているのです。


最近、高齢者の難聴以外にも、若い人の間で
「聴き取りにくい」「聴こえずらい」といった症状が
増えています。

これは「困聴」という造語を用いて表現すべきかも
しれません。

耳の器官の不具合により聞こえない「難聴」とは
異なり、脳内の働きが原因で音を意味あるものとして
聴けない、相手の話を聞く事が“困難な状態”に
なっているからです。

また、聴く力の衰えは、認知機能の低下にも影響を
及ぼします。思考系や理解系、伝達系脳番地などは、
聴覚系脳番地と深く関わりがある為、
連動して機能が低下していきます。

最近「会話中に相手にイライラすることが増えた」と
言う方も、脳の聴く力の低下から理解力が衰えている
可能性があります。

気になる方は、今すぐ聴く力をUPさせる、
“攻めの脳番地トレーニング”を開始しましょう!

■■■ 攻めの脳番地トレーニング実戦法 ■■■

聴く力をUPさせる脳番地トレーニングは実に様々。

その中でもまずは、基本中の基本、
『メモを取る』トレーニングから始めましょう!

仕事や子供の学校の集会など、複数の人が集まる場で、
「誰が何を言ったか」メモを取る習慣をつけましょう。

メモをするという事は、聴いたことを書きだすことです。
そもそも、聴けていないと書き出すことができないと
いうことです。

「メモを取る」という行為は、書く為に集中して聞く
脳のスタイルを作り、聴く力をUPさせてくれます。

また、メモを取るように心がけていると、
次第に相手の話の要点をしっかり聴こうと
するようになってきます。

なぜなら、相手の話の全てをメモすることは
できない為、最小限の重要なポイントだけを
メモしようとなってくるからです。

メモの効果をしっかり理解して、取り組むことも
ポイントです。

聴覚系脳番地がイキイキしてくれば、聴く事が
苦手だった方も楽しみに変わっていきますよ!

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