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第166号 定年後が楽しくなる脳習慣

mailmagazine166

■■■ 人生後半の生き方 ■■■

人生100歳までのライフプランを考えることが、当たり前となった現代。

早い人で30代後半から、50歳を過ぎた頃には本格的に、定年後の人生を
考える人は少なくないでしょう。

「定年後には、のんびりと田舎暮らしをしたい」
「1年かけて世界一周旅行をしたい」

と働いている時にはできなかったことに、夢抱く方もいる一方で

「仕事を定年した後、自分にはいったい何が残るんだろう。。。」

と漠然と不安な気持ちに苛まれる方もいるのではないでしょうか。

仕事こそ定年はあっても、自分の人生に定年はありません。
人生の後半をより良く生きるには、人生後半の生き方に重要な
脳の使い方があります。

■■■ 50歳からの生き方改革 ■■■

100歳まで生きると考えるのであれば、折り返し地点の50歳は、
重要なポイントとも言えることでしょう。

50代ともなれば、社会的地位や経済力も安定してきて、その居場所に
甘んじやすくなってしまうもの。

しかし、人生の全体で考えれば、まだ道半ば。
ちょうど50代の時に新しい生き方に挑戦できるかというのが、
脳の成長についても、また人生後半を楽しくするにも大変重要な
ことであるとも言えるでしょう。

脳の成長過程から50歳の脳をみると、まだまだ発展途上の状態にあります。
老いれば脳は劣化していく一方だと、誤解されていますが、
脳には1000億個以上の神経細胞があり、まだ使われていない細胞が
あなたの脳にもたくさん存在しているのです。

脳の成長である、神経ネットワークの繋がりは、年齢を重ね、
脳を使うことで、発達していきます。

若くないからと諦めるのではなく、むしろこれからの新たな脳の使い方が
新しい人生を切り開らくために必要となってくるのです。

■■■ 人生を変えるささやかなチャレンジ ■■■

人間の脳にはまだ使われていない細胞がたくさんあります。
もちろんあなたの脳にもです。

脳は私たちの生活の仕方、仕事の仕方、毎日の生き方によって
使われ方が変わってきます。

毎日同じパターンの繰り返しは、限られた脳の細胞を使うことになります。

50歳からの新しい脳の使い方をプラスしていくには、新しいことへの
チャレンジが必要不可欠です。

と言っても、型にはまった生活をしている人がいきなり全く新しいことを
始めるには、少々無理があるかもしれません。

新しい趣味を持つ、仕事で新しいことにチャレンジするなど、ハードルが
高いと感じる場合には、当たり前に続けていた生活から、少しだけ
変えてみることをお勧めします。

例えば、家事を全く行っていなかった人なら、食後の皿洗いを行ったり、
洗濯物を取り込むだけでも、大きな変化です。

家にいる事が多い方なら、隣の駅まで散歩をしてみるなど、
近所でも意外と新しい発見があります。

新しいことをして、使い慣れた脳のルートとは少し違うことを
することが、脳にとってはいい刺激になるのです。

始めるのに、遅いなんてことはありません。
まず変化の一歩を踏み出すことです。
ささやかなチャレンジのつみ重ねが、脳の使い方を変え、脳の形の変化となり
人生後半の生き方に繋がっていくことでしょう。

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teinengo

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