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第162号 あなたも脳を育てるために『自分脳の研究者』になろう!

mailmagazine162

■■■ 脳は使えば成長する! ■■■

Dr.加藤俊徳が脳に携わり始めた歴史は長く、なんと4歳になる前から。
「左利きを右に変える!」と習字を右手で習い始めたこと。
これがDr.加藤俊徳の脳トレの始まりです。

さすがに当初は、脳を変えるという意識は無かったものの、
「右手と左手では何が違うのか?」そう考えながら、利き手と反対の手を
使うことを訓練していきました。


あれから50年が経過し、医者として、研究者として1万人以上の人々の
脳をMRI画像で診断・治療し、今では「左利きから右利きに変える」ことは、
脳の形を変えることであり、脳の枝ぶりの成長であることが
証明できるようになりました。

■■■ 脳は脳科学者だけのものじゃない! ■■■

「脳を研究する」というと、「それは脳科学者の仕事でしょ!」と
思う方も多いでしょう。

確かに、脳科学者はMRIや脳波、細胞のデータ解析など一般の方には
できない研究をしています。そして、未知なる研究の結果を発表し、
世の中へ新しい技術や考え方を与えてくれます。

しかし、研究というのは、それだけではありません。
先ほど「左利きから右利きへ変える」こともお話ししましたが、
この経過を観察することも私たち脳の学校では研究であると考えています。

また、小学校の時に、朝顔の成長観察や、たくさんの種類の落ち葉の違いなど、
誰もが何かを調べ、その変化や違いについて発表したことがあるでしょう。

これは立派な研究です!

「脳科学」という言葉が出で来ると、少し難しく考えがちですが、
自分にできることからチャレンジすれば、あなたも立派な「脳研究者」なのです!

■■■ 今日からあなたも『自分脳の研究者』になろう! ■■■

私たちは、自分の脳を伸ばす、または家族の為、社会の為に脳を成長させる
行動を起こす事ができます。

これまでも、書籍やメルマガで多くの脳トレをご紹介してきましたが、
「脳研究者」になって頂くために、このことを是非追加して行ってください。

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 脳を育てる「脳研究者」に重要なこと

     『 記録をする 』

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記録の目的は『変化の確認』です。

例えば、
左利きから右手も使えるように変えたDr.加藤俊徳の習字だったら、
⇒自分の名前(同じ字)を書き続け、記録する。

友達を増やしたい場合は
⇒「おはよう」と自分から話しかけた人の人数を記録する。

1日1万歩、歩くと目標をたてたなら
⇒歩数の記録。
 更にその日一日の生活内容を記録するのが良いでしょう。

また記録の際、必ず日付を入れるようにしましょう。
時間の変化と共に、どう変わったか確認がすることができます。


脳科学を難しく考えず、脳について学んだ知識を実行に移す。
記録し継続することは、脳の枝ぶりを成長させることに繋がります!

今日からあなたも『自分脳の研究者』になりましょう!