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脳科学をまじめに学ぶ人のための論文・書籍レビューマガジンです。脳科学を学びたい方や、現在の仕事や研究に新たに脳科学を取り入れようと思っている方が、巷の脳科学ではなく、アカデミックな脳科学情報を得るのに最適です。
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もくじのご紹介です。
| 発行日 |
タイトル・内容
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| 第1号 2008/07 |
~NIRSの誕生~
種別:論文レビュー 題名:Human Visual Cortical Function During Photic Stimulation Monitoring by Means of Near-Infrared Spectroscopy 著者:Kato T, Kamei A, Takashima S, Ozaki T. 出典:Journal of Cerebral Blood Flow and Metabolism13:516-520(1993) -------------------------------------------------------------- 現在、脳の活性化を測る技術は1つだけではありません。 |
| 第2号 2008/07 | ~脳の解読術~ 種別:論文レビュー 題名:Decoding the visual and subjective contents of the human brain 著者:Kamitani Y, Tong F. 出典:Nature Neuroscienece, vol.8(5), 679-685 (2005) -------------------------------------------------------------- 脳科学技術は様々なことで応用されようとしています。 |
| 第3号 2008/07 | ~ロボットを脳で動かす~ 種別:論文レビュー 題名:Cortical control of a prosthetic arm for self-feeding 著者:Velliste M, Spalding MC, Whitford AS, Schwartz AB. 出典:NATURE, Vol453. 1098 (2008) -------------------------------------------------------------- 「脳がロボットを動かす」と聞いたら、皆さんはどう思うだろうか? 例えば自分の右腕がなくなったとき、右腕の代わりをしてくれる ロボットアーム(義手)があったら、 そしてそれが意のままに動いてくれたらどうだろうか? 本論文は、サルの大脳皮質の活動によって、ロボットアームを動かし、 サルが餌を食べることに成功した論文である。 |
| 第4号 2008/07 | ~近赤外線を使った酸素モニターへの試み~ 種別:論文レビュー 題名:Quantification of cerebral oxygenation and haemodynamics in sick newborn infants by near infrared spectrophotometry 著者:Wyatt JS, Cope M, Delpy DT, Wray S, Reynolds EOR. 出典:THE LANCET, Novenber 8, 1063-1066 (1986) -------------------------------------------------------------- 雑誌「LANCET」と言えば、英国の医学臨床科学分野の リーダー誌である。 今回は、乳児の脳の酸素飽和モニターとして、近赤外光分光法を 用いようとした報告をレビューする。 |
| 第5号 2008/07 | ~自閉症と脳~ 種別:論文レビュー 題名:海馬回旋遅滞症による広汎性発達障害 著者:加藤俊徳 出典:BRAIN MEDICAL vol.16(4) p307-317 (2004) --------------------------------------------------------------- 骨折は、骨の怪我。擦り傷は皮膚の怪我。 心臓病は、心臓の病気。白血病は血液の病気。 では自閉症は、何の病気だろうか? 多くの一般人は、こころの病気だね、と言うかもしれない。 このサイエンス・レビューを読んでいる脳の専門家なら いや脳の病気だ、と答えるだろう。 では脳のどこがどんな風に病気になっているのかを たとえば自閉症児の両親が納得するように どれだけの人が答えられるだろうか? それもそのはず「自閉症」は疾患名ではない。 症状の一部が呼び名として残ったようなものだろう。 一部の研究では、自閉症のケミカルレベルの特徴を報告したり、 脳機能研究では、脳の一部の機能的特徴が指摘されている。 しかしどれも、自閉症の疾患としての病原としては不十分である。 ところが、この自閉症の症状は実に様々で個々に違う。 今ではその症状の連続性は自閉症スペクトラムと呼ばれたりしている。 自閉症の疾患としての決定論としては、 そのスペクトラムに見える状態をもすべて説明できなくてはならない。 たとえば、なぜコミュニケーション障害だけの場合と、 知的障害を併せ持つ場合が生じるのか? その答えが本日ご紹介する「海馬回旋遅滞症」が解き明かすだろう。 |
| 第6号 2008/08 | ~リハビリが及ぼす脳の変化~ 種別:論文レビュー 題名:Remodeling of cortical motor representations after stroke: implications for recovery from brain damage 著者:RJ Nudo 出典:Molecular Psychiatry vol.2 p188-191 (1997) -------------------------------------------------------------- 日本人の死亡原因の3大原因をご存じですか? ガン、心臓病、そして脳血管疾患である。 私たちは、脳の血管を壊して命を失うリスクが高いか、 あるいは脳梗塞などによって命は失わないまでも、 リハビリを必要とするような状況に陥りやすいと言えるだろう。 本日はそのリハビリに注目して考えてみよう。 |
| 第7号 2008/08 | ~BOLDの信号とは何か?~ 種別:論文レビュー 題名:Spatial/Temporal Correlation of BOLD and Optical Intrinsic Signals in Humans 著者:N Pouratian, N Sicotte, D Rex, NA Martin, D Becker, AF Cannestra, and AW Toga 出典:Magnetic Resonance in Medicine 47:766-776 (2002) --------------------------------------------------------------- 脳機能研究と言えば、猫も杓子もfMRIで計測したイメージング画像を 思い浮かべるような時代になった。 今では一般人でも「脳が赤くなってる写真ね」と言うほどだ。 あの「赤くなっている」というのは、多くの場合、 fMRIを使った計測で得られたBOLD信号と呼ばれるものである。 本日ご紹介する論文は、そのBOLD信号と、実際に頭蓋骨を開いて 脳を直接刺激した時の信号が一致するのかどうかを検討した研究。 少々専門性が高く、難解に感じられる人もいるかもしれないが、 fMRIや、近赤外線を使った脳機能計測に携わる研究者なら必見の一本。 |
| 第8号 2008/08 | ~脳の重量とパラメータ~ 種別:論文レビュー 題名:Chanes in Brain Weights During the Span of Human Life: Relation of Brain Weights to Body Heights and Body Weights 著者:AS Dekaban 出典:Annals of Neurology Vol.4 No.4 (1978) --------------------------------------------------------------- 体が大きくなるように、脳も大きくなる。 脳が一生をかけてどのような変化をたどるのか、 重量の視点から明らかにした論文である。 |
| 第9号 2008/08 | ~血管狭窄の影響と脳血流の対処~ 種別:論文レビュー 題名:Motor-related intracortical steal phenomenon detected by multichannel functional near-infrared spectroscopy imaging. 著者:Akiyama T, Ohira T, Kato T, Toda Y, Orii M, Hiraga K, Fukunaga A, Kobayashi M, Onozuka S, Kawase T. 出典:Cerebrovasc Dis. 20:337-46. (2005) --------------------------------------------------------------- 動物は体中に血管をめぐらせることで、必要な栄養や物質を運び、 細胞が働くのをサポートしている。 血管はまさに体内のライフラインである。 その血管がもし詰まってしまったら、その先にある脳の血管反応は どのように影響されるのだろうか? NIRSを用いた実験をご紹介する。 |
| 第10号 2008/09 | ~顕微鏡レンズの精度をどうやって確かめる?~ 種別:記事レビュー 題名:The functional anatomy of word comprehension and production 著者:Cathy J. Price 出典:Trends in Cognitive Science Vol.2 No.8 p281-288 (1998) --------------------------------------------------------------- 今日は1990年代後半にタイムスリップしてみることにしましょう。 そこは、たとえば超高性能の顕微鏡かあるいは望遠鏡が 出来上がったばかりの世界。 生きている人の脳の中を診ることができる、 果てしない望遠鏡が次々とできあがった時代です。 たった10年のタイムスリップが、現在の脳科学研究に どれくらい示唆を与えるか、考えてみることにしましょう。 |
| 第11号 2008/09 | ~偉大な物理学者が提唱した意識と脳~ 種別:書籍紹介 題名:精神と物質 著者:エルヴィン・シュレーディンガー 翻訳:中村量空 出典:工作舎(1987) --------------------------------------------------------------- 今日は20世紀の偉大な物理学者が残した脳の話をご紹介しよう。 20世紀の物理学と言えば、 アインシュタインをはじめ、その分野の人でなくとも 名前を知っている学者が何人かいるくらい、 まさに天才たちの集まりによって萌芽と飛躍に彩られた。 今日ご紹介するのは、シュレディンガー方程式などで知られる エルヴィン・シュレーディンガー博士の著書である。 アインシュタインに唯一天才と言われ、 シュレーディンガーがいなければ、湯川秀樹博士もいなかったと 言われるほどの偉大な物理学者が描いた脳の世界とは 一体どんなものだったのだろうか? |
| 第12号 2008/09 | ~記憶の画像化と時間的変化~ 種別:論文レビュー 題名:Human hippocampal long-term sustained respomse during word memory processing 著者:Kato T, Erhard P, Takayama Y, Strupp J, Le TH, Ogawa S and Ugurbil K. 出典:Neuroreport Vol.9 No.6 1041-1047 (1998) --------------------------------------------------------------- 記憶は目に見えない。 記憶がもしも目に見えたら、 脳に何が詰まっているのか分かるかもしれないし、 どうして覚えられないのか、どうして思い出せないのか 手に取るように分かるかもしれない。 今日は脳の中での記憶の処理を画像化しようと試みた論文を紹介する。 |
| 第13号 2008/09 | ~才能ある人の脳はどこに秘密があるか?~ 種別:論文レビュー 題名:Variability in the Structure of Field 39 of the Lower Parietal Area of the Cortex in the Left and Right Hemispheres of Adult Human Brains 著者:I.N.Bogolepova and L.I.Malofeeva 出典:Neuroscience and Brhavioral Physiology Vol.34(4)363-367(2004) --------------------------------------------------------------- 今日は脳機能イメージングとは離れて、少しおもしろい論文を紹介。 皆さんは有名人の脳がどうなっているのか、 知りたいと思ったことはありませんか? 本日の論文は、大脳皮質の細胞を丹念に調べて、 一般人と有名人ではどんな風に違うのか?を研究した論文です。 興味本位ではなく、そこから脳細胞が進化する方向を見る目的で 研究されています。 |
| 第14号 2008/10 | ~時代が生んだ科学と価値観~ 種別:書籍紹介 題名:融合する心と脳 -科学と価値観の優先順位- 著者:ロジャー・スペリー 訳者:須田勇、足立千鶴子 出版:誠信書房(1985) --------------------------------------------------------------- 脳研究の分野は、幾人ものノーベル賞受賞者を輩出してきた。 ロジャー・スペリーもその一人。 1981年、ロジャー・スペリーはノーベル生理学・医学賞を受賞した。 それは分離脳研究に依るところが大きい。 分離脳研究とは、てんかん治療のために 脳梁(左右の大脳を橋渡ししている線維)を切断した患者らを対象に、 右脳半球と左脳半球で処理できる課題が異なっていることを示し、 それぞれの半球が機能的に独立していることを示した研究である。 今日は彼がこの研究価値をどのように捉えているのかを垣間見るため 序論として記されている、彼のノーベル賞受賞記念講演の内容、 「大脳両半球を離断したときの影響に関する私見」をご紹介しよう。 |
| 第15号 2008/10 | ~あなたの目は順応しやすい?~ 種別:論文レビュー 題名:Adaptive coding of visual information in neural populations 著者:Gutnisky DA, Dragoi V. 出典:Nature vol.452(13)220-225(2008) --------------------------------------------------------------- イギリスの科学雑誌「ネイチャー」は、 科学者なら泣く子も黙るようなトップサイエンスの論文が 掲載される雑誌として知られている。 今日の論文は、2008年のネイチャーに掲載された 比較的新しい視覚機能に関する論文である。 |
| 第16号 2008/10 | ~秀才の脳、わが子の脳~ 種別:雑誌記事紹介 題名:特集「秀才の脳、わが子の脳」 雑誌:プレジデントファミリー 2008年12月号 出版:プレジデント社 --------------------------------------------------------------- 「頭がいい」「頭が悪い」・・・。 誰もが一度は抱く「頭」の良し悪しはどこで決まるのか? 今日は特別号として、脳の学校が全面バックアップした プレジデント社、プレジデントファミリーに掲載された 特集記事について解説してみたい。 |
| 第17号以降は掲載準備中です。 |
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