発達障害の脳検査

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大人と子どもの発達障害と脳検査

発達障害は脳を見れば、きちんと対処できます。

海馬とその周辺の発達具合によって、認知機能(見る、聴く、記憶など)や性格、コミュニケーションなどに特徴が見られる場合があります。脳をMRIで適切に把握し、最適な方法で脳を成長させることが大切です。

    




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海馬が引き起こす発達障害

 骨折は、骨の怪我。擦り傷は皮膚の怪我。心臓病は、心臓の病気。白血病は血液の病気。では発達障害は、何に原因があるのでしょうか?多くの人は「こころの病気」だと思うかもしれませんが、脳の学校ではMRIによって脳に一定の特徴があることを突き止めました。今までは原因が脳にあるというだけで、その具体的な状態を誰もがわかるように説明してくれるドクターはいませんでした。ドーパミンやセロトニンなどに代表される脳内物質に原因があるとも言われていますが、それはあくまで研究上の仮説であって、「発達障害かもしれない」と心配しているあなたの脳の中で本当にそれらが原因で発達障害のような症状があることを確かめることはできないのです。しかし脳の学校では、あなたの脳の中を撮影し、成長状態や特徴を細かく分析し、どこがどんな風に発達障害なのか?、なぜ人と違うのか?を丁寧にご説明します。


発達障害と海馬

 MRIや病理像を診れば、今や脳の病気のほとんどは診断可能です。しかし発達障害は、MRIを見ても「正常」と言われて誤診されて誤診されてしまう最たる疾患でした。もし発達障害が脳の病気ならば、当然、MRIや病理像に病因が写っていないわけがありません。脳の内部には「海馬(かいば)」という、記憶に関係していると考えられている部位が左右にありますが、海馬の発達が遅れている場合などに発達障害が高頻度に認められます。


発達障害の診断

 発達障害が長い間、脳からの診断ではなく、行動特徴から診断されてきたのには、様々な背景があります。海馬断面を垂直に設定するMRI撮影は、普通の病院では行われないため、発見が遅れた可能性がありますし、一般の小児科医では詳細な画像診断が困難であることが背景にあります。臨床医として、疾患を研究するのであれば、一発で病気を確定する技術や理論が必要です。また家族ならば、診断までに多くの時間と無駄な検査を繰り返すよりもトレーニングに時間を割きたいはずです。あーでもない、こーでもない、と色々な病院を回っても、必ずしも原因が特定できるわけではありません。
 
 病気を起こしているその原因、あるいは症状を引き起こしている中核の部分を知らないことには、その後の対処ができない、あるいは遅れてしまいます。本当にそれが実体のある疾患ならば、その原因をはっきりさせ、はっきりしたならば、次に何をすればいいのか、ステップを進めることができます。海馬海鮮遅滞症があるのか、ないのか?をMRIで確かめる価値は、これから今の脳の状態を改善しようとする時に発揮されます。脳の学校代表のDr.KATOは、海馬回旋遅滞症に関係する海馬と扁桃体以外にも、脳のすべての部分を数百枚の画像から詳細に鑑定します。海馬回旋遅滞症の有無だけでなく、他の脳番地(脳の部位)がどの程度成長しているのか、あるいは未熟なのか、それによって人それぞれに違う症状をどのように説明できるのかを検討します。

MRIとは?


海馬は成長するのか?

 海馬が何らかの情報に触れることで、海馬とつながった様々な脳番地が成長していくことは確かです。 生後は、海馬に発達障害を引き起こす様な病因がある場合にも、海馬自体を鍛えるというより、海馬とその周辺の脳番地を積極的に伸ばすことの方が、効果が上がることが分かってきました。海馬回旋遅滞症があっても、なくても、脳をさらに成長させるために、あるいは困っている状態を改善するために、どのようなことをすればいいのか、個別にアドバイスをいたします。



発達障害を説明するIC理論とは?

 発達障害といっても症状は人それぞれで、「知的機能:Intelligence(I)」と「コミュニケーション:Communication(C)」の発達のバランスが非常に重要になってきます。両方の発達が著しく遅れると自閉症を呈し(ICの遅れ)、一方だけならば知的障害(Iのみ)、あるいは軽度発達障害(Cのみ)というように、発達障害を説明するのがIC理論です。知的障害とコミュニケーション障害の重複の有無を同時に説明する場所は、おそらく大脳皮質の中ではなく、長い扁桃体から海馬につながる辺縁系のところに非常に特異な病巣があることが分かってきました。それが海馬とその周辺領域です。ICの発達が、さらに大脳皮質(脳番地)の発達と組み合わさって、様々な症状として表面化すると考えられます。
 
 さらに詳細に調べたところ、海馬回旋遅滞症は3つの型にわかれることが分かりました。それを示したものが下図です。高次脳機能が成熟していない時期に、高次脳機能障害を判定する困難さを補助する役割として脳画像は重要な役割をもちます。今では、脳のMRIを利用して、左右の海馬の回旋角も具体的に計測することができるようになっています。海馬回旋遅滞症がどこに起きるかによっても、症状が変わってきます。




正常といわれたMRIの落とし穴

 Dr.KATOはこういった症例について、総合的に「海馬回旋遅滞症」という名前をつけました。これまでは、ほとんど病変とはみられませんでした。海馬回旋遅滞症は、一般の病院では「あなたの脳は正常です」と見過ごされてしまう小さな病変です。しかし現実には、子どもも大人も自分でも「人と違うんじゃないか」という不安があり、特に大人の場合には、周りが症状に気付いてくれなかったり、あるいは「変わった人」というレッテルを貼られて働きづらい、といった大人独特の悩みがあります。
 
 何故このような見落としがあったのでしょうか。その答えは簡単です。下図をみて下さい。画像を3方向で撮ります。この海馬の病変はこの撮り方(角度や位置)ではっきり見えます。私が診たところ、下図に示したように、矢印の①の部分も異常で、矢印の③の部分も異常ですが、今までは全部見落としていました。病気の概念そのものが新しいので、十分に広まっていないのです。通常MRIは3方向で撮像することができますが、病院では必ず3方向を撮るわけではありません。特に冠状断像は、海馬の病気を疑わないと詳細に撮像することがありません。海馬回旋遅滞症は②の冠状断像で最も診断しやすくなります。海馬のMRIを撮影するのは、主にてんかんやけいれんを起こした場合です。ところが、海馬回旋遅滞症でてんかんを合併するのは10%前後に過ぎません。
 

この画像は、個人情報保護のため、画質を荒くして掲載しています。ご了承ください。この詳細は、著作「脳と障害児教育―適切な支援への模索 (コミュニケーション発達支援シリーズ) 」にありますので、ご興味がある方はそちらをご参照ください。

加藤俊徳の「海馬回旋遅滞症」論文はこちら(PDF)からご覧いただけます。

     




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